ラップ療法の原理、傷の保護、皮膚の乾燥防止、浸出液の適切な利用、
摩擦引っ張り防止などををよく理解して行ってください。

全般
1、バランスの良い食事内容で、特に皮膚の新陳代謝に役立つ栄養素は欠かさ  ない。
2、ベッドのマットは低反発のテンピュールを使用。分圧や体位変換のことで電動  マットの選択も考えましたが、摩擦や引っ張りの発生を心配したためテンピュ  ールを選択しました。
3、体位変換は
  @午前8時 朝食後 車いす座位30分〜1時間
    その後        右側臥位
  A正午    昼食後 車いす座位30分〜1時間
    その後        右側臥位
  B午後5時 夕食後 車いす座位30分〜1時間
    その後        右側臥位
  C午後10時 オムツ交換後 左側臥位で明朝まで
  
 このようなスケジュールで頻繁な体位変換はしていません。
   夜間は約9時  間左側臥位のままです
。    
皮膚に異常を感じた時

  小さな傷を発見したとか皮膚が赤くなっているなど、異常を感じたらとりあえあずラップの保護  と除圧して様子を見ることにしています。
  ラップによる保護は、皮膚を覆うこと、摩擦を少なく皮膚が引っ張られないようにするこ  とが重要です。皮膚が剥離しているときは一日一回の交換で皮膚は新鮮な水道水で軽  く洗いました。寝たきり等で貼ったラップが動きそうもない場合あは、固定のためのテ   ープは必要ありません。固定する場合は電気配線用のビニールテープが最もかぶれ   の心配がないようです。
  また、除圧は除圧のために、支える面積を大きくとることが重要です。
  その他には、ラップに楊枝などで小さな穴を開けて、傷の乾燥具合を調整する方法も
  よいようです。
  
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